
こんにちは!
新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある、1日4名様限定のプライベートサロン「アンファオ」の田山裕紀です。
大人世代のお客様とお話ししていると、必ずといっていいほど出てくるのが「白髪」の話題。
「前は気にならなかったのに、急に増えてきた気がする」
「染めても染めてもすぐに生えてきちゃう」
「白髪のせいで一気に老けて見える気がする」
こんなお悩み、よく聞きます。実際に鏡を見て、ふと目立つ白髪を見つけると気分も下がってしまいますよね。
でも実は、白髪が増えるのにはちゃんと原因があって、生活習慣を整えることで増えるスピードをゆるやかにすることもできるんです。今日はそんな「白髪の原因」と「予防策」について、わかりやすくお伝えしますね。
白髪はどうして増えるの?
年齢による自然な変化
髪の色は「メラノサイト」という色素細胞が作り出すメラニンによって決まります。年齢を重ねると、このメラノサイトの働きが弱まり、メラニンが作られにくくなることで髪が白く見えるようになるんです。これは誰にでも起こる自然な変化。だから「自分だけが老けてしまったのかな…」と落ち込む必要はありません。
遺伝の影響
ご両親や祖父母に白髪が多い場合は、やはり似てしまうこともあります。体質的に白髪が出やすい方は若いうちから出始めることもあり、「最近やけに早いな」と思っても、実は遺伝的な影響が大きかったりします。
ストレスと血流不足
ストレスを強く感じると血管が収縮し、頭皮の血流が悪くなります。そうなると毛根まで栄養が届きにくくなり、メラノサイトの働きも低下。すると黒い髪が育ちにくくなってしまうんです。
栄養不足や食生活の偏り
髪は「ケラチン」というタンパク質でできています。このケラチンをつくるためには、タンパク質そのものはもちろん、ビタミンB群や亜鉛、鉄といったミネラルも欠かせません。食事が偏ったり、ダイエットで栄養が不足すると、髪や頭皮にもダイレクトに影響が出ます。
生活習慣の乱れ
睡眠不足や喫煙、過度な飲酒、そして紫外線。これらは頭皮にとって大きなダメージ要因です。頭皮もお肌と同じように紫外線で日焼けして老化してしまうので、放っておくと白髪が進みやすくなってしまいます。
今日からできる!白髪をゆるやかにする習慣
髪に良い食べ物を意識
毎日の食事で、髪や頭皮に必要な栄養を取り入れましょう。
- タンパク質:卵・魚・大豆製品
- ビタミンB群:レバー・玄米・バナナ
- ミネラル(鉄・亜鉛):ナッツ・海藻・赤身肉
昔から「黒ゴマやひじきは髪に良い」と言われていますが、あれは本当に理にかなっているんです。
良質な睡眠で髪を育てる
夜更かしが続くと、自律神経が乱れやすくなり、毛根も元気をなくしてしまいます。成長ホルモンが分泌されるのは22時~2時の間。この時間にぐっすり眠ることが、髪にとっても大事なんです。
ストレスを上手に発散
運動したり、好きな趣味に没頭したり、リラックスする時間をつくることも予防につながります。美容室で受けるヘッドスパは、頭皮マッサージとリラクゼーション効果で一石二鳥。ストレスで固くなった頭皮が柔らかくなると、血流も良くなって髪に栄養が届きやすくなります。
頭皮マッサージを習慣に
シャンプーの時に指の腹でクルクルと頭皮を動かすだけでも十分です。血流が良くなり、毛根が元気を取り戻します。お風呂上がりにオイルや育毛ローションを使ってマッサージするのもおすすめです。
紫外線対策を忘れずに
意外と忘れがちなのが紫外線。頭皮は顔以上に紫外線を浴びやすい部分です。外に出るときは帽子や日傘、ヘア用のUVスプレーでしっかり守ってあげましょう。
白髪との付き合い方も工夫次第
白髪は「隠す」だけじゃなく「活かす」時代になってきています。最近人気の「白髪ぼかしハイライト」は、白髪をなじませることで伸びてきても気になりにくく、自然でおしゃれな印象になります。
無理に真っ黒に染めるより、少し明るめにして柔らかい雰囲気に仕上げる方が、肌のトーンも明るく見えておすすめですよ。
まとめ
白髪が増える原因は、
- 加齢や遺伝など避けられないもの
- ストレスや生活習慣など改善できるもの
大きく分けてこの2つです。
生活習慣を少し整えるだけでも、髪の未来は変わります。
そして美容室では「隠す」だけでなく「活かす」カラーやデザインをご提案できますので、白髪が気になってきた方はぜひご相談くださいね。
アンファオでは、白髪染めだけでなく白髪を活かしたカラー、そして髪と頭皮のケアも含めて、お一人お一人に合ったスタイルをご提案しています。白髪に悩む時間を「おしゃれを楽しむ時間」に変えていきましょう!