白髪ぼかしハイライトの失敗と成功させるためのオーダー

田山


こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある
一日4名様限定のプライベートサロン

anfao(アンファオ)の田山裕紀です。

目次

白髪ぼかしハイライトとは

ここ数年、大人世代の女性の間で注目を集めているのが「白髪ぼかしハイライト」です。
従来のように「白髪をしっかり隠す」のではなく、白髪をなじませながら自然にカバーしていく技術。

ハイライトを入れることで髪に立体感や透明感が生まれ、白髪を活かした大人の上品さを演出できるのが魅力です。
ただし人気メニューだからといって「お任せでお願いします」と伝えてしまうと、思っていた仕上がりと違ってしまうこともあります。


よくある失敗例

ハイライトが太すぎて派手に見える

自然にぼかしたいのに、ラインが太く入りすぎてしまい「若い頃のメッシュヘア」のような印象になるケースがあります。

明るくなりすぎてしまう

全体にハイライトを入れすぎて金髪のようになり、落ち着きがなく見えてしまうことも。職場や生活スタイルに合わない仕上がりになることがあります。

白髪がかえって目立つ

入れる位置や薬剤の選び方を誤ると、かえって白髪が浮いて見えてしまうことも。自然さを出すはずが逆効果になるケースです。


成功させるためのオーダーのポイント

1. 仕上がりのイメージを具体的に伝える

「白髪を隠したい」ではなく、

  • 自然になじませたい
  • 伸びても境目が気にならないようにしたい
  • 派手すぎず上品にしたい

など、自分がどう見せたいのかをはっきり言葉にして伝えることが大切です。

2. 写真でイメージを共有する

言葉だけでは伝わりにくいので、SNSや雑誌で「理想に近い写真」を見せるとスムーズです。
「このくらいの明るさ」や「このくらいの細さ」といった具体的な共有ができます。

3. ライフスタイルを伝える

  • 職場で許される明るさの範囲
  • 来店できる周期(1ヶ月ごと?2〜3ヶ月ごと?)
  • 普段の服装やメイクの雰囲気

これらを伝えると、美容師側も最適なデザインを提案しやすくなります。


オーダー時に役立つフレーズ

  • 「白髪を自然になじませたい」
  • 「細めで派手すぎないハイライトで」
  • 「根元が伸びても境目が目立たないように」

この3つを盛り込むと、イメージが伝わりやすく、仕上がりの満足度も高くなります。


仕上がりを長持ちさせるためのケア

カラーシャンプーの活用

紫シャンプーやシルバーシャンプーを取り入れることで、黄ばみや褪色を防ぐことができます。

定期的なメンテナンス

白髪ぼかしは「伸びても自然」に見えるのが魅力ですが、2〜3ヶ月に一度のメンテナンスで美しさを保てます。

保湿ケアを大切に

ハイライトにはブリーチを使うことが多いため、髪が乾燥しやすくなります。オイルやトリートメントでしっかり保湿を心がけましょう。


施術例

ハイライトの太さはこのくらいです。
上からカラーを乗せて仕上がり

こんな感じでトップのチップを細かくとれば派手にならずにハイライトを入れることができます。

まとめ

白髪ぼかしハイライトは、大人の髪をより自然で軽やかに見せてくれる素敵な方法です。
ただし「なんとなく」ではなく、

  • 仕上がりイメージを明確にする
  • 写真で具体的に伝える
  • ライフスタイルを考慮してもらう

この3点を意識してオーダーすることで、失敗を防ぎ、自分に似合うデザインに仕上がります。

白髪はもう「隠す」だけのものではありません。
上手に活かしながら、自分らしいスタイルを楽しんでみてください。

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