こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある
一日4名様限定のプライベートサロン
anfao(アンファオ)の田山裕紀です。
私は2012年から2023年まで中国の上海で美容師をしていました。
お客様8割は現地の方で中国人の方でした。
そうすると、結構びっくりしたことがほとんどの中国人が「毎日シャンプーをしない」というこでした。
最近日本では風呂キャンセル界隈なんていう方々もいるみたいなんですが、そんなの中国では結構当たり前だったんですよね。
日本人の自分には衝撃的でした。

なぜ中国人は毎日髪を洗わないのか?
理由を聞いてみると、ほとんどの人がこう答えました。
「毎日洗うと髪によくないから。」
え、逆じゃないの?と最初は思いました。
長年「髪は毎日洗うもの」と思い込んでいた日本人の感覚とは真逆です。
でも考えてみれば、一理あるのかもしれません。
多くのお客様がそう言うのだから、価値観が少し揺らぎます(笑)
世界の常識と日本の違い
調べてみると、実は 毎日シャンプーする習慣は日本だけ に近いそうです。
理由は簡単、髪が痛むのを避けるため です。
では、日本人の髪は痛んでいるのかというと、そうでもありません。
日本人の髪は世界的に見てもつやつやで健康的です。
もちろん、美容師さんのケアのおかげも大きいですが、それだけではありません。
実はその秘密は 水質 にあります。
日本の水は「軟水」が多く、髪に優しいのです。
一方、中国をはじめほとんどの国では「硬水」が一般的で、髪が乾燥しやすくなります。
私が上海にいる時、妻(上海人)と一時帰国した際、妻がこう言いました。
「茨城の家で髪を洗うとさらさらになるね。家で使ってるシャンプーを買って帰ろう。」
実際に使っていたのは特別高級なシャンプーではなく、普通のものでした。
それでも髪がさらさらになるのは、やはり日本の水が恵まれている証拠です。
まとめ
- 中国など多くの国では、毎日髪を洗うのは少数派
- 日本人は水質の恵まれた環境のおかげで毎日洗っても問題ない
- 世界的に見れば、日本の髪ケアはかなり恵まれた状況
毎日髪を洗うかどうかは国や文化によって考え方が違いますが、
日本に住む私たちは毎日洗っても安心ですし、髪もきれいに保てます。
改めて考えると、日本という国は本当に恵まれた環境で暮らせているんだな、と感じます。
髪にとっても、私たちにとっても、ありがたいことですね。