田山こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある貸切プライベートサロンanfao(アンファオ)の田山裕紀です。
くせ毛のお悩みとして多いのが
「美容室ではいい感じになるのに、家で自分でスタイリングすると広がる」
「束感が出ない」「パサつく」「まとまらない」
といった声です。
もちろんカットの仕方や乾かし方も大切ですが、実はもっとシンプルな部分でつまずいている方が本当に多いです。
それが ―― スタイリング剤の量が圧倒的に足りていない ということ。
今回は、くせ毛のスタイリングがうまくいかないと感じている方に向けて、スタイリング剤の適量とつけ方について、プロ視点でわかりやすくお伝えします。


なぜスタイリング剤が足りないと上手くいかないのか?
くせ毛は、髪の形状が波打っていたり、ねじれていたりするため、
乾燥しやすく、水分と油分が抜けやすい性質があります。
その結果…
- 表面がパサついて見える
- 広がってボリュームが出過ぎる
- ウェーブがバラついてキレイに出ない
- 毛先がハネたり浮いたりしやすい
という状態が起きます。
美容室では、プロが適量のスタイリング剤をしっかり使い、
髪を均一にコーティングして、くせが美しく見えるように整えているので仕上がりが良いのです。
しかし家に帰ると、多くの方が
「なんとなく少しだけつける」
「ベタつくのが心配で控えめにつける」
という、圧倒的に少ない量でスタイリングしています。
その結果、
髪が保湿されず、広がったりパサついたりしてしまうのです。
思っている2倍の量がちょうどいい
これはサロンでもお伝えしていることですが、
くせ毛のスタイリングは思っている量の2倍が適量だと思ってください。
特に、
- ミディアム〜ロング
- 広がりやすい
- パサつきやすい
- しっかりくせがある
- 乾燥している
こういった方は、100%と言っていいほど量が足りていません。
スタイリング剤は、髪に「重さ」と「まとまり」を与えます。
くせ毛はその両方が不足しているため、多めにつけることで初めて
束感のあるいい感じのクセ
が生まれます。
どれくらいつけたらいい?目安を詳しく解説
スタイリング剤の種類によって量は変わりますが、ざっくりとした目安は以下の通り。
● バーム系(ナチュラルな束感に)
ショート:パール2つ分
ミディアム:パール3〜4つ分
※ほとんどの人が「1つ分」しか使っていないので圧倒的に少ないです。
● ムース(ウェーブをしっかり出したい時)
手のひらにこんもり。
ショートでゴルフボール1つ分
ミディアム〜ロングで2〜3つ分
※ムースはしっかり使う方が表面がキレイに整います。
● ヘアクリーム(ベース作り)
全種類のスタイリング剤の前につけるのがおすすめ。
ミディアム〜ロングなら、
500円玉1枚分は必須
これで髪の保湿力が格段に変わります。
スタイリング剤は毛先だけじゃダメ!中間〜毛先に均一につける
ありがちなのが、スタイリング剤を毛先だけにちょんとつけて終わり、というやり方。
くせ毛は中間部分が一番動きや広がりが出やすいため、
スタイリング剤は中間〜毛先を中心に、全体にしっかり馴染ませることが大切です。
つける時のポイント
- 手のひらでしっかり広げて体温で柔らかくする
- 内側から揉み込むようにつける
- 最後に表面を整える
- 足りない部分(広がりの強い所)には追加でつける
これを徹底するだけで仕上がりのまとまりが大きく変わります。
スタイリング剤を多くつけるとベタつくんじゃない?
よくいただく質問ですが、
正しいスタイリング剤を使っていれば、量を増やしてもベタつきません。
ベタつくのは以下の原因が多いです。
- 違う種類の油分の多いものを重ねている
- ワックス系の重たいものを使っている
- 髪に広げず一点に集中してしまっている
くせ毛の場合は、
重すぎない・伸びの良いタイプやムース・クリーム系
を選んで少し多めにつけるのがちょうどいいバランスになります。
合うスタイリング剤の量は髪質によって変わる
くせ毛といっても一人一人違います。
波状毛、捻転毛、縮れ毛、ゆるいクセ、強いクセ…。
髪の太さ、ダメージ、長さによっても、
必要な量やつけ方は変わります。
だからこそ、
あなたの髪に合った量とつけ方を美容師が提案することが大切。
サロンでは、仕上げの時に「どれくらいつけているか」をしっかり目で見てもらうと、自分でも再現しやすくなります。
くせ毛がまとまらない原因の8割はスタイリング剤の量不足
くせ毛は、カットと乾かし方、そしてスタイリング剤の量で驚くほど扱いやすくなります。
今日からできること。
「自分が思っている以上にしっかりつける」
これだけで、
- 広がりが抑えられる
- パサつきが減る
- くせがキレイに出る
- 保湿されて手触りが良くなる
- いい感じの束感が作れる
という変化が出ます。
美容室の仕上がりに近づけたい。
くせ毛をもっと好きになりたい。
そんな方は、ぜひスタイリング剤の量を見直してみてください。





