田山こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある貸切プライベートサロンanfao(アンファオ)の田山裕紀です。
白髪って、誰にとっても気になる存在ですよね。染めてもすぐ伸びてきちゃうし、毎月染めるのも面倒…。そんな悩みを持っている方に、最近とても人気なのが「ハイライトを使った白髪ぼかしカラー」です。
「でも、なんでハイライトを入れると白髪が目立たなくなるの?」
今日はその理由を、できるだけわかりやすくお伝えしていきますね。
白髪が目立つ一番の理由
白髪が気になるのって、実は“色のコントラスト”が原因なんです。
黒や暗めの髪の中に、真っ白な髪が数本あると…どうしてもそこだけ浮いて見えてしまいますよね。特に分け目やこめかみなど、人から見えやすい場所に集中していると、余計に気になるものです。
つまり「白髪そのものが悪い」のではなく、黒髪とのギャップが大きいから目立ってしまうんです。
ハイライトは白髪の“仲間”を作る
そこで活躍するのが「ハイライト」。
ハイライトって、髪の毛に部分的に明るい色を入れるデザインのことなんですが、これが白髪とすごく相性がいいんです。
なぜかというと…
ハイライトを入れると、髪の中に「明るいスジ」が混ざることになります。そうすると、白髪が“浮いた存在”ではなくなってくるんです。
言ってしまえば、ハイライトが白髪の仲間になってくれるんですね。
結果として「これは白髪?それともハイライト?」と境目が曖昧になり、自然に馴染んで見えるんです。


伸びてきても境目が気になりにくい
白髪染めをしていると、根元が伸びてきたときにクッキリ境目が出てしまうのが悩みですよね。
でも、ハイライトを取り入れると、この境目がかなりぼけてくれます。
なぜなら、根元から新しく白髪が生えてきても、周りにハイライトが散らばっているのでこれは白髪?それともハイライト?っていう感じにわからなくなるからです。
たとえば、分け目に新しい白髪が出てきた時でもハイライトが入っているから、白髪がハイライトデザインの一部に見えるんですね。
「今まで2週間もすると白髪が気になってた」というストレスが減り、以前よりも染める頻度が下がったという方が多いのですね。
ただし、ハイライトが合わない人もいる
もちろん、すべての方にハイライトが合うわけではありません。
こんな方はちょっと注意が必要です。
- ハイライトのデザイン自体が好きじゃない方
コントラストのある色味や筋感が苦手な方には向きません。 - 髪を明るくしたくない方
ハイライトは基本的にブリーチや明るめカラーを使うので、全体的にトーンアップした印象になります。暗めの落ち着いた雰囲気を絶対にキープしたい方には不向きです。 - ベースを染めないハイライトにした場合
地毛のままにハイライトを入れると、コントラストが強く出やすいんです。そうすると逆に「ハイライトが白髪に見える」ケースもあるんです。特に暗い髪の中に極端に明るい線が入ると、チラチラ目についてしまうことも…。
なので、初めてチャレンジする方は「どのくらいの明るさがいいか」「どんな見え方にしたいか」を美容師としっかり相談するのがおすすめです。
白髪ぼかしハイライトのメリットまとめ
ここで、一度整理してみましょう。
ハイライトのメリット
- 白髪が浮いて見えにくい
- 伸びてきても境目が目立たない
- オシャレに見える
注意点
- 明るいカラーが苦手な方には向かない
- デザインの好みが分かれる
- 入れ方によっては逆に目立つこともある
まとめ
白髪が目立つのは、実は「白と黒のコントラスト」が原因。
そこにハイライトを混ぜてあげることで、白髪が浮かなくなり「これは白髪?それともハイライト?」と曖昧に見える。結果として、白髪が気になりにくくなるんです。
そして一番大きなメリットは「伸びてきたときのストレスが減ること」。これが日常をぐっと楽にしてくれます。
ただし、明るい髪色が苦手な方や、ハイライトの筋感が嫌いな方には合わない場合もあるので、そこはしっかり相談して選ぶのが大切です。
白髪に悩んでいる方にとって、ハイライトは白髪を活かしてデザインするための選択肢。
もし「白髪をぼかしながら、少しオシャレに見せたい」と思ったら、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。











