田山こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある貸切プライベートサロンanfao(アンファオ)の田山裕紀です。
白髪が気になりはじめたら、まず考えてほしいこと
40代、50代になってくると、少しずつ白髪が気になりはじめます。
鏡を見て「そろそろ染めた方がいいのかな?」と思うタイミング、誰にでも訪れますよね。
でも最近は、“染める”だけでなく、“活かす”という選択をする方も増えています。
どちらが正解ということではなく、「どう見られたいか」「どんな自分でいたいか」が大切だと、僕はは思います。
しっかり染める派、落ち着いた印象に
白髪をしっかり染めると、全体が落ち着いたトーンになります。
暗めのブラウンやグレージュなどはツヤ感が出やすく、清潔感のある印象に。
・きちんと感を出したい
・お仕事で明るい色が難しい
・上品で控えめに見せたい
そんな方には、しっかり染めるスタイルがおすすめです。
白髪染め=暗いというイメージを持つ方もいますが、今は薬剤の進化で“透明感のあるグレイカラー”も可能です。
必要以上に黒くせず、自然な明るさの中に品のある仕上がりをつくることもできます。
白髪を活かす派、軽やかで個性的な雰囲気に
一方、最近人気が高まっているのが“白髪を活かす”デザイン。
ハイライトや白髪ぼかしカラーなどを使って、明るいカラーで「白髪をぼかす」考え方です。
白髪を完全に隠さず、明るい色を混ぜることで、
「白髪なのかハイライトなのか分からない」軽やかな質感に。
・明るく見せたい
・カラーを楽しみたい
・根元が伸びてきても気にせず過ごしたい
そんな方には、白髪を活かすデザインが向いています。
明るめのカラーは表情をやわらかく見せてくれるので、
「優しそうな印象にしたい」という方にもおすすめです。
選び方のポイントは“ライフスタイル”と“白髪の割合”
どちらの方法が合うかは、髪の状態だけでなく、
ライフスタイルやお仕事、属するコミュニティによっても変わります。
たとえば――
・職場で明るい髪色がNGなら、落ち着いたトーンの白髪染め。
・在宅勤務が中心なら、明るめで柔らかい印象のぼかしカラー。
・週末だけおしゃれを楽しみたいなら、部分的なハイライト。
白髪の出方(全体の何割くらいあるか)によってもおすすめは変わります。
白髪が少ないうちは「活かす」方が自然に仕上がることもありますし、
全体の半分以上になってきたら、「しっかり染める+ハイライト」を組み合わせていくのも素敵です。
大切なのは「今の自分に合っているか」
年齢を重ねるごとに、似合う髪色や“見せ方”も少しずつ変わります。
白髪をどうするかは、単なるカラーの選択ではなく、
“これからの自分をどう見せたいか”という表現の一つだと思います。
「きちんと見せたい」も、「自然体でいたい」も、どちらも正解です。
そのときの気分や環境によって、途中で切り替えてもまったく問題ありません。
実際にアンファオでも、
・今まではしっかり染めていたけれど、途中から白髪ぼかしに移行した方
・逆に、明るくしていたけれど職場復帰で落ち着かせた方
など、ライフステージに合わせてカラーを変える方がたくさんいらっしゃいます。
白髪と上手に付き合うために
以前は“白髪=暗めのブラウンでしっかり染める”
でしたが今は幅広い選択肢の中から選べます。
髪色を通して、自分らしさを表現する時代です。
どちらを選んでも、自分が鏡を見て心地よいと思えるかどうかがいちばん大事。
そのために、美容師としてできることは、髪の状態や生活に合わせて、
一緒に“ちょうどいいバランス”を見つけていくことだと思っています。
アンファオでは、初めての白髪染め・白髪ぼかしのご相談も多くいただいています。
「どちらがいいか迷っている」という段階でも大丈夫です。
一緒に、これからの髪との付き合い方を考えていきましょう。












