田山こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある貸切プライベートサロンanfao(アンファオ)の田山裕紀です。
みなさんは普段、どんなときに髪をブラッシングしていますか?
「朝のスタイリング前にちょっとだけ」「寝ぐせ直しのときに軽く」そんな風に必要なときだけ使っている方も多いと思います。
実はブラッシングって、ただ髪を整えるためのものではないんです。
正しく取り入れると、髪と頭皮を健康に保ってくれる大事な習慣になるんですよ。
今回は、毎日のブラッシングがもたらす効果と、ちょっとした取り入れ方のコツについてお伝えしていきます。
ブラッシングで得られる5つの効果
1. 髪の汚れを落としてシャンプーを助ける
一日過ごした髪には、目に見えないホコリや花粉、排気ガス、スタイリング剤の残りなど、いろんなものが付着しています。
ブラッシングをしてあげると、それらの汚れを浮かせて落とすことができます。
シャンプー前に軽くブラシを通すだけで、泡立ちが良くなり、シャンプーの洗浄力も高まります。結果として髪も頭皮もすっきり。毎日のシャンプーがより効果的になるんです。
2. 頭皮の血行促進
ブラッシングは、頭皮に心地よい刺激を与えてくれます。
その刺激が血流を促進し、毛根に栄養が届きやすくなると言われています。
年齢を重ねると、どうしても血流が滞りがちに。髪のハリやコシの低下、抜け毛や細毛などの悩みも、血行不良が原因のひとつとされています。
ブラッシングを習慣にすることで、日々の頭皮ケアにつながり、未来の髪を守る一歩になるんです。
3. 皮脂を毛先まで行き渡らせる
頭皮から分泌される皮脂は、実は天然のヘアオイルのようなもの。
適度な皮脂は髪を守り、ツヤや潤いを与えてくれます。
ブラッシングをすることで、この皮脂を毛先まで均等に行き渡らせることができるので、髪に自然なツヤが出て、しっとりまとまりやすくなります。
トリートメントやオイルももちろん効果的ですが、もともと持っている「天然の保湿成分」を活かすことができるのはブラッシングならではの魅力です。
4. 髪の絡まりやもつれを防ぐ
髪が絡まったままシャンプーをすると、余計な摩擦でダメージを受けやすくなります。
事前にブラッシングでほぐしておくことで、シャンプーの泡立ちやすすぎがスムーズになり、ダメージを軽減できます。
また、ドライヤー前にブラシを通すことで乾かしやすくなり、仕上がりもきれいにまとまります。
5. リラックス効果
ブラッシングって、やってみると意外と気持ちがいいものです。
頭皮をやさしく刺激することで、自律神経が整い、リラックス効果が得られるとも言われています。
一日の終わりにブラッシングを取り入れれば、ちょっとしたセルフケアタイムに。まるで軽いヘッドスパを受けているような気分になれますよ。
どんなブラシを選べばいい?
「ブラッシングが大事なのは分かったけど、どんなブラシを使えばいいの?」という方も多いと思います。
おすすめは、クッション性のあるブラシや獣毛ブラシ。
頭皮への当たりが優しく、髪を傷めにくいのがポイントです。
プラスチック製のブラシも軽くて扱いやすいですが、静電気が起きやすいので、乾燥する季節には注意が必要です。静電気は髪を傷める原因にもなりますから、冬は獣毛ブラシや木製ブラシに切り替えるのもいいですね。




効果的なブラッシングのタイミング
- 朝のスタイリング前
寝ぐせを整えるだけでなく、髪全体に皮脂を行き渡らせ、ツヤを出してくれます。 - シャンプー前
汚れを落として泡立ちを良くするために必須のひと手間。 - 寝る前
リラックスしながら髪と頭皮を整える時間。翌朝のまとまりも変わります。
この3つのタイミングで軽くブラッシングを取り入れるだけで、髪の状態は大きく変わってきますよ。
アンファオからのひとこと
髪のお手入れというと、シャンプーやトリートメントに目が行きがちですが、実は毎日のブラッシングもとても大切なケアのひとつです。
「最近、髪のツヤがなくなってきた」「頭皮が硬くなってきた気がする」そんなお悩みを感じている方は、ぜひ一度サロンでのプロのケアも体験してみてください。
アンファオでは、炭酸泉や本質的な髪質改善メニューもご用意しています。ご自宅でのブラッシングケアと合わせていただければ、髪も頭皮もぐっと元気になりますよ。
毎日の小さな習慣で、未来の髪は変えられます。
ぜひ今日から、ブラッシングを「大事なヘアケア時間」として取り入れてみてくださいね。











