田山こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある貸切プライベートサロンanfao(アンファオ)の田山裕紀です。
なりたいイメージで選ぶ前髪
ヘアスタイルを決めるときに、意外と大きなポイントになるのが「前髪」。
同じ長さ、同じカラーでも、前髪があるかないかで印象はガラッと変わります。
前髪をつくるか、伸ばしておでこを出すか——。
どちらが似合うか迷う方も多いと思います。
今日は、「前髪あり」「前髪なし」それぞれの印象の違いや、
見せたい方向性・なりたいイメージに合わせた選び方をお伝えします。
前髪ありの印象
まずは「前髪あり」から。
前髪をつくることで、顔の面積が少し小さく見え、全体の印象がやわらかくなります。
特に大人女性にとっては、
「若々しく見せたい」「やさしい雰囲気にしたい」
というときに効果的です。
● 前髪ありのメリット
- 小顔効果がある
- 目元の印象が引き立つ
- 若々しい・親しみやすい印象になる
- 顔まわりのバランスを取りやすい
たとえば、少し丸みのあるショートやボブに
軽めの前髪を合わせると、ふんわりした優しい印象になります。
また、シースルーバングのように「透け感」を出すと、
重たくならず大人っぽさもキープできます。


● 前髪ありが向いている方
- 顔が長め・面長さん
- 額が広め
- 目の印象を強調したい
- 柔らかく、親しみやすい雰囲気にしたい
逆に、「顔のパーツをすっきり見せたい」「大人っぽく見せたい」方は、
次に紹介する“前髪なし”の方が合うかもしれません。
前髪なしの印象
おでこを出すスタイルは、凛とした上品さが際立ちます。
前髪をなくすことで、縦のラインが強調され、
全体的にスッキリ見せる効果があります。
● 前髪なしのメリット
- 大人っぽく見える
- 顔立ちがはっきり見える
- 清潔感・知的さがある
- 骨格のバランスを活かしやすい
顔まわりを軽く包むように流す「サイドバング」や、
センター分けでゆるく動きを出すスタイルなど、
前髪なしでも柔らかさをプラスすることができます。
また、ヘアカラーやメイクをしっかり見せたい方にもおすすめです。
● 前髪なしが向いている方
- 丸顔・ベース型の方
- 顔立ちがはっきりしている方
- 大人っぽく・落ち着いた印象にしたい方
- 前髪が伸びるのが早くて扱いが面倒な方
「前髪なし」は、ナチュラルな艶や立体感が出やすく、
上品な雰囲気に見せたいときに最適です。


なりたい方向性で選ぶ「前髪診断」
同じ顔型でも、「どう見せたいか」でおすすめは変わります。
いくつかのキーワードで整理してみましょう。
| なりたいイメージ | おすすめ前髪 | ポイント |
|---|---|---|
| 若々しく見せたい | あり(軽め) | 透け感を出して抜け感を |
| エレガントに見せたい | なし or 長めの流し前髪 | 額を見せて縦ラインを強調 |
| 柔らかく優しい印象に | あり(自然な厚み) | 丸みのあるフォルムでやさしく |
| クール・知的に見せたい | なし(センター・7:3分け) | 立体感と動きを意識 |
| 小顔に見せたい | あり(顔まわりと繋げる) | サイドとのバランスがカギ |
前髪で「印象のコントロール」ができる
お顔のバランスはもちろんですが、
ライフスタイルやファッション、季節によっても“似合う”は変化します。
たとえば——
- 春夏は軽やかに「透け感前髪」
- 秋冬はしっとり「長めの前髪」
といったように、季節に合わせて少し変えるだけでも、印象がぐっと新鮮になります。
また、同じ前髪でも「巻き方」「分け目」「スタイリング剤の使い方」で
印象を変えることもできます。
「今日は可愛く」「今日はきりっと」など、気分で変えられるのも魅力です。
前髪でなりたい自分をつくる
前髪は、ほんの数センチで印象が変わる“顔の額縁”のような存在です。
迷った時は、
「どんな雰囲気に見られたいか」
「自分らしさをどう表現したいか」
を基準に選ぶと失敗しません。
そして、実際にカットするときは、
美容師と一緒に“似合うバランス”を確認しながら進めていくのが一番安心です。
アンファオでは、お客様一人ひとりの骨格・髪質・生えぐせを見ながら、
自然に似合う前髪を提案しています。
前髪を少し変えるだけで、毎日の鏡を見る時間が少し楽しくなる。
そんなヘアスタイルづくりを大切にしています。
「前髪、あり?なし?」
どちらも正解です。
なりたい自分に合わせて、似合う前髪を一緒に見つけていきましょう。











