田山こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある貸切プライベートサロンanfao(アンファオ)の田山裕紀です。
前髪と後頭部のバランスで印象は変わる
正面から見た時の似合わせはもちろん大事ですが、実は人から一番よく見られているのは「横顔」や「斜め後ろ」からの印象です。
特に40代以降は、髪質の変化やボリュームの位置の違いによって、横から見たときのバランスが崩れやすくなります。
今日は、「横顔美人に見えるヘアカット」について、プロの目線からお話していきます。
横顔を美しく見せる黄金バランスとは?
横から見た時に美しいと感じるシルエットには、いい感じに見えるバランスがあります。
横から見たとき、前髪のふくらみと後頭部のふくらみのバランス、
このバランスがちょうどいいと、頭の形がキレイに見え、自然と小顔効果も生まれます。




前髪でつくる「横顔の印象」
前髪は、実は横顔の印象を左右する大きなパーツ。
長さや厚み、流し方ひとつで印象ががらっと変わります。
たとえば、
- 目尻につながる長めの前髪は、横顔をやさしく見せたい人に。
- 軽く透ける前髪は、顔まわりに抜け感を出し、フェイスラインをぼかしてくれます。
- 重めで下ろす前髪は、顔立ちをはっきり見せたい方におすすめです。
年齢おでこの形や生え際が気になる方は、前髪の角度やカットラインを少し変えるだけで、自然にカバーできます。
アンファオでは、正面だけでなく横からの見え方を一緒に鏡で確認しながら、前髪をデザインしています。




後頭部の丸みで「品のある横顔」に
もう一つの大きなポイントは後頭部の丸み。
ここにふんわりとしたボリュームがあるだけで、首が長く見え、全体のシルエットがぐっと女性らしくなります。
特にショートやボブスタイルでは、
「どの位置で丸みを作るか」が命です。
後頭部のボリュームを高めの位置に作ると若々しく、低めにすると落ち着いた印象に。
骨格や首の長さを見ながら、似合うバランスを調整しています。
また、カットだけでなく毛量調整の仕方でも印象は変わります。
単に軽くするだけでなく、どの位置の重さを残すかでシルエットが決まるのです。




ボリュームと毛量調整で変わる“横顔の奥行き”
大人世代の髪の悩みで多いのが「トップのボリュームが出ない」「後頭部がつぶれてしまう」というお悩み。
これを解決するには、単にレイヤーを入れるだけではなく、毛量の抜き方と位置が重要です。
例えば、トップの内側を軽くするだけでなく、耳後ろの毛量を少し調整することで、頭の後ろに“奥行き”が生まれます。
これが横から見たときの立体感をつくる秘訣です。




こんな人におすすめ
- 後頭部がペタンとしやすい
- 首を長く見せたい
- 顔まわりをすっきり見せたい
- 髪を伸ばす途中でもいい感じに見せたい
- ショートやボブに挑戦したいけど勇気が出ない
同じ髪の長さでも、ボリュームの位置と前髪の角度を変えるだけで、驚くほど印象が変わります。
横顔まで計算されたヘアデザインを
ヘアスタイルは正面だけでは完成しません。
横・後ろ、どこから見ても美しく見えること。
それが本当の「似合わせ」だと思っています。
アンファオでは、カットの途中でも鏡を使ってバランスを一緒に確認しながら進めていきます。
「どこから見てもいい感じ」なシルエットを、ぜひ体験してみてください。












