雨の日でも広がらない!美容師が教えるくせ・うねり対策6選

田山

こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある貸切プライベートサロンanfao(アンファオ)の田山裕紀です。


みなさん、雨の日や梅雨時期になると「朝はきれいにセットしたのに、お昼には広がってうねってきた…」なんて経験ありませんか?

実はこれ、髪の毛が空気中の湿気を吸ってしまうことで起きているんです。
特に日本は湿度が高い国なので、髪の毛がまとまらない日がどうしても増えてしまいます。

今回は「雨の日でもできるだけ髪を扱いやすくするコツ」をお伝えしていきます。


目次

髪が雨の日にうねる原因は?

髪の毛は「水分を吸いやすい性質」を持っています。
特にクセ毛の方やダメージ毛は、キューティクルが開きやすく、外の湿気を取り込みやすいため、形が変わってしまうんです。

・くせ毛の方 → 湿気でうねりが強く出る
・髪が多く、硬い→ ボリュームが出すぎて広がる
・ダメージ毛 → パサついてまとまりにくくなる

こうして、同じ「雨の日」でも人によって髪の乱れ方が違うのは、髪質やダメージの状態によるんですね。


雨の日でも髪をまとまりやすくする6つの方法

① 根元からしっかり乾かす

朝のスタイリング前に「ちょっと湿ってるかな?」という状態で出かけてしまうと、すぐに湿気を吸ってしまいます。
根元を中心に、完全に乾かすことがとても大切です。
仕上げにドライヤーの冷風を当ててあげると、キューティクルが閉じてツヤと持ちがアップします。

② アウトバストリートメントで保湿

髪は「乾燥していると余計に湿気を吸う」性質があります。
オイルやミルクタイプの洗い流さないトリートメントを毛先中心につけて、水分バランスを整えておきましょう。
すると外から余分な水分が入りにくくなり、広がりやうねりを防げます。

③ スタイリング剤でコーティング

バームや軽めのワックスを表面に薄くつけると、湿気から髪を守るバリアになります。
ボリュームを抑えたい方はオイル系、ペタンとしたくない方はスプレーで仕上げると良いですよ。

④ ブローやアイロンで形をつくる

出かける前にストレートアイロンやブローで熱を通して整えると、雨の日でも持ちが良くなります。
しっかりと熱で形を作っておくと、キープされやすいです。温度は120℃~160℃の間でさっと短時間で仕上げていきましょう。

⑤ 髪型を工夫する

どうしても広がりが気になる日は、まとめ髪にしてしまうのも一つの手。
ハーフアップや低めのお団子、ポニーテールなら多少のうねりも気にならず、むしろこなれた感じに見えます。

⑥ サロンでのケアもおすすめ

日常ケアで限界を感じる方は、プロの手を借りるのもおすすめです。
縮毛矯正でベースを整えておくと、雨の日のスタイリングがぐっと楽になります。

  • 全体にかけて、サラサラまとまる乾かすだけでいい感じのスタイルにする
  • 前髪や表面の気になる部分だけにかけて、他の部分はくせを活かす

というように、髪質やなりたい雰囲気に合わせて調整できるのもポイントです。
「全部まっすぐにしたいわけじゃないけれど、ここだけは気になる…」という方には部分的な縮毛矯正がぴったりですよ。


雨の日を少し快適に過ごすために

髪の毛のくせやうねりは「湿気」という自然現象なので、完全にゼロにすることは難しいです。
でも、ちょっとした工夫やケアで、ぐっと扱いやすくなります。

特に大切なのは「普段からの保湿ケア」と「きちんと乾かすこと」。
この2つを意識するだけでも、雨の日のストレスはかなり減ってくると思います。

アンファオでも、お客様の髪質に合わせて「雨の日でも扱いやすいカット」や「くせ毛を活かすスタイリング」をご提案しています。
「雨の日の広がりに困っている」「毎朝のアイロンを減らしたい」などのお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。


髪が扱いやすくなると、雨の日のお出かけも少し気持ちが軽くなるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。

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