美容室の雑誌事情

こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある一日4名様限定のプライベートサロン

anfao(アンファオ)の田山裕紀です。

みなさん美容室のカラー放置やパーマ放置の時にはなにをして過ごされていますか?

美容室といえば雑誌!

ファッション誌や情報誌、料理の本やら週刊誌などその美容室の一番多い年齢層やコンセプトに合わせて雑誌の種類も変わってくることが多いですね。

以前働いていたところだと、都内の一等地にある高級路線なお店はファッション誌しか置いてませんでした。

都内でも商店街にある地域密着のお店だと情報誌や週刊誌メイン。

年齢層やターゲットをそこまで決めない幅広くやってるお店なんかは雑誌もあるしオーナーさんの趣味でマンガや絵本なんかも置いてました。

そんな美容室といえば雑誌だったんですが、最近はちょっと事情が変わってきているみたいです。

「初めて行った割と新しめな美容室では雑誌がなくタブレットだけだった」

という美容室も多いみたいですね。

ということで雑誌がタブレットになっていくメリットデメリットと今後の美容室の雑誌事情、

放置時間中の時間の過ごし方についてまとめていきます。

目次

タブレットになった雑誌のメリット

事故が無くなる

タブレットで自分で好きな雑誌選んで読んでねっていう。

これはとってもいい発想だ

タブレットだったら自分で数ある雑誌の中から見たい雑誌を選べる。

雑誌によってはめちゃくちゃ重いものもあるけど、タブレットだったら重さは変わらない

実はこの雑誌読みたかったのにいつも出してもらえなかった、

この雑誌私に合わない気がするんだけどなーなんて事故も起こらない。

自分たち世代がアシスタントだったころ、一番最初に覚えたのがシャンプーでもカラーでもなく、

年齢やその「お客様の好みに合わせて雑誌を選ぶ」ということでした。

これがアシスタントの第一関門、

思い起こせば田山はこれが本当に苦手で、女性誌なんて読んだことないし、

たくさんある雑誌のジャンルわけと年齢層分け、

お客様の服装や髪型の好みだいたいの年齢から判断して適切な雑誌をお渡しする。

そんなの無理だよ、多少お話してる人ならまだしも、まったくの初対面でどんなタイプかを判断するなんて、、、

と思っていました。

かなり覚えるのが大変だった記憶があります。

間違えると先輩に怒られる、

お客様から「これ趣味じゃないから替えて」なんて言われたこともありました。

そんなミスマッチがなくなる!

素晴らしいです!!

実は大人世代にこそおすすめ

プレオープン期間中に母(60代)も来てくれたんですが、タブレットで雑誌とか抵抗あるかなと恐る恐る、

これで雑誌が見れるんだよねーなんて言って手渡すと以外にも読みやすいと、そして老眼なので文字が大きくできて見やすい!という感想でした。

自分がまだ老眼ではないので気づかなかったんですが、母のお陰で、タブレットだったら文字を大きくすることもできるし実は見やすいんだなという気づきがありました。

このくらいの文字が、、、
こんなに大きくできる!

紙の消費が減る

数ヶ月置いたら新しいものに取り替える雑誌は最後はゴミになります。

美容室側にとってもこのゴミを減らす、ゴミを捨てるという手間を省けるので一石二鳥だと思います。

いやーいいことだらけですね。

逆にデメリット

デメリットってあまりない気がするなー、と思っていたんですが、

「紙の方が気軽に手に取りやすい」

「紙の方が温かみがあって電子だと味気ない」

と思う方がいるのも事実です。

雑誌がタブレットになって寂しさや、味気なさ、温かみがないなど感じている方が一定数いるみたいです。

本当に本や雑誌を愛している人にこの傾向が強いと感じます。

美容室の過ごし方=雑誌っていうわけでもなくなってきている

最近は雑誌があっても読まない方も増えているなーと感じています。

スマートフォンを見ているお客様も増えています。

特に若い人はその傾向が強いように感じます。

スマートフォンでニュースを見たり動画を見たりする方が自分が欲しい情報がすぐに手に入りやすいですよね。

スマートフォンって使えば使うほど自分のことを自分のパートナーや親、友人よりも理解してくれる相棒みたいになっていきますよね。

今後はさらにこの傾向が強くなっていくだろうと思います。

このままいくと、いづれはほとんどの美容室から雑誌は無くなってしまうんじゃないかなーと思っています。

紙派の方は今後新しい美容室に行く時はなにかしら自分が読みたい本を持っていくのがおすすめかもしれませんね。

近い将来、お母さんが子供のころ美容室に行ったとき本物の本がいっぱい置てたんだよーなんて自分の子供に話す時が来るのかもしれませんね。

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