白髪ぼかしカラーで明るくなりすぎてしまった髪にローライトがおすすめ

こんにちは!新小岩ルミエール商店街を抜けてすぐにある一日4名様限定のプライベートサロン

anfao(アンファオ)の田山裕紀です。

前回の記事でご紹介した白髪ぼかしで明るく染めて根元の伸びは目立たなくなっていいんだけど、

「なんだか最近明るくなりすぎちゃったかな?」と思っていませんか?

実は白髪ぼかしをするほど「全体が明るくなりすぎて気になる」と思われる方も多いかと思います。

そんな方には

「ローライト」

をお勧めしています!

目次

「ローライトとは?」

「ハイライト」に対して「ローライト」ハイ(明るい)に対してロー(暗い)、つまり暗めの筋をピンポイントで入れていく技術になります。

一つ施術の事例を

二か月前に白髪ぼかしカラーをされたお客様

二か月前に白髪ぼかしカラーをされたお客様、退色してはいるけどこれはこれできれいな色ですよね!

でも写真に写ったときにご自身の髪色だけ周りのお友達より明るかったそうです。

属するコミュニティって大事ですよね。

そこでせっかくの白髪を活かすための今のカラーなのでベースの明るさはキープしつつ

全体の明るさを調整することにしました。

仕上がり

カットもして仕上がりの明るさ

明るくなりすぎているところを狙ってローライト施術をした状態。

これだけ差が出るんですよ。

今回はリタッチとローライトのみの施術です。

でもなぜわざわざローライト?全体カラーで暗くするのはダメなんですか?と質問されそうなので、

全体カラーの場合は大体7-8レベルの明るさの薬剤を使用します!6レベル以下の薬剤を使うと元々の明るさにもよりますけど、かなり暗くなったなーという印象になってしまうからです。

ですが逆にこのぐらいの明るさだと数週間でなんとなく明るくなってきてしまうのです。

単純に、暗くすれば色持ちするけど、染めたて暗すぎるのもなーと悩ましいところですよね!

それに対して、ローライトの場合は4レベル以下のカラー剤を使用します。

4レベルってもはやほとんど黒染めですよ。

そこまで暗い薬剤を使うと、褪色しなくなるんですよね。褪色したとしても黄色くなるほどではない。

ローライトの場合は全体に細い筋状に入れていくので、暗すぎても周りの明るさに引っ張られて馴染むという現象が起きます。

ローライトやハイライトっていうのは目の錯覚も利用した技法なんです。

詳しくはこちらの記事の明度の同化をご覧ください。

いかがでしょうか?これなら伸びてきた時の根元も気にならず毛先の明るさも調整できてまさに一石二鳥!

このお客様は今の明るいカラーは気に入っていて、暗くするつもりはないんだけど、周りのお友達と写真に映った時に自分だけ髪色が明るすぎる、という悩みをお持ちでした。

全体カラーでは少しすると褪色してきて元に戻ってしまう、というところからローライトという選択にしてみました。

まとめ

白髪ぼかしカラー は根元の伸びを目立たなくして自然に仕上がる人気の方法。

ただし、続けていくと「全体が明るくなりすぎてしまう」と感じる方も多いです。

そこでおすすめなのが 「ローライト」

  • 暗めの筋をピンポイントで入れる技術。
  • 全体を暗くしすぎず、落ち着きと立体感をプラス。

「明るさは楽しみたいけど、落ち着きも欲しい」 という方にとって、ローライトは最適な選択肢です。

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